生活習慣病である糖尿病にならない方法

生活習慣病である糖尿病にならない方法

生活習慣病の一つである糖尿病は、健康な状態の人よりも血糖値が高くなってしまう病気です。

通常血糖値は食事をすると、上昇しますが、インスリンの分泌によって正常な数値に戻ります。

しかし、糖尿病はインスリンの分泌が少なくなるなどの理由で血糖値を下げられずに高血糖のままになっている病気のことであり、初期症状が出にくいので自分が病気であることに気づかないことも多いです。

そして糖尿病の怖いところはそのまま治療せずに放置していると視力低下や心筋梗塞、脳卒中などの合併症の発生する可能性が高くなり、場合によっては命の危険にさらされることもある点で、大人だけでなく子供にも発症します。

そうならないようにするには普段から生活習慣に注意することが必要で、運動を日常生活に取り入れるようにしますが、普段忙しいと体を動かすのが面倒になったり、無理をして動くと体に負担がかかる恐れがあります。

正しい運動は自分の年齢や体に適した物にし、ウォーキングなら無理なく継続できる以外にも普段見ることが少ない景色を楽しめるため、生活習慣病の原因になるストレス軽減にも繋がります。

ウォーキングのみでは飽きてしまう人ならば、友人や家族を誘ってみんなが夢中になれるサッカーなどのゲームを一緒に始めると、やめたくなっても互いに支えあうので長く続けられます。

次に食事の改善ですが、無理に治そうとしても運動と同じくストレスをためる可能性があるため、自分の好きな食べ物も少しは取り入れるようにします。

食べる時には、野菜を中心に栄養バランスのとれた食事を心がけますが、食べ過ぎるとインスリンを作る膵臓への負担を増やしてしまうので、体に良ければいくらでも食べていいわけではないです。

また、朝食を抜けば、食べる量が減るので糖尿病対策になりそうですが、最後に食事をしてから間が空いてしまうと血糖値が高くなりやすくなるだけでなく、朝に食べない代わりに昼や夜に多めに食べてしまう危険もあります。

他にも十分な睡眠時間を確保することで糖尿病やそれ以外の生活習慣病予防になります。

ちなみに初期症状はわかりにくいですが、喉が渇きやすくなったり、体重が減少するなど普段とは少し違う症状が出たら問題ないと判断せずに病院にできるだけ早めに相談したほうが糖尿病を悪化しにくく、健康だと思っていても定期的に健康診断を受けることが大事です。

そしてもし糖尿病になってしまったら、完全に治すことは難しいですが、多くの場合は食事改善や薬を使用すると糖尿病でない人と同じような生活は送れるので、予防できなかった時には症状を悪化させないように対策をしっかり行います。