生活習慣病の原因と対処方法

生活習慣病の原因と対処方法

糖尿病や高血圧などといった病気のことを生活習慣病と言いますが、その多くが初期症状があまりないので気づいたときには症状が進行していたり、最悪の場合命の危険に繋がる恐れもあるので、そうならないためにも生活習慣病の主な原因を理解して対策するのが一番です。

まず食事ですが、脂っこいものや糖分を多く含む食品は体への負担になるので、取りすぎないように普段から注意をし、栄養バランスが崩れないように心がけます。

例え栄養が十分取れていても食べ過ぎや不規則な食事の摂取は肥満になり、糖尿病のリスク上昇の原因なので少しおなかがいっぱいになる前に食事をやめますが、どうしても食べるのが我慢できない際には腹持ちの良い食品を料理に使ったり、よく噛んで食べると、満腹になりやすいです。

また、飲酒は食欲促進の効果がありますが、飲みすぎると肝臓を働かせすぎるので、肝機能にトラブルが起きやすくなります。

お酒が大好きであっても飲む量を多くしすぎないようにしつつ、お酒を飲まない日を作ることで、肝臓を休ませられるので、上手にお酒と付き合えるよう努力が大事です。

次に運動ですが、普段体を動かしていないときには、ウォーキングなどの運動を体に無理のない範囲で取り入れると、運動不足の解消やストレス対策になり、生活習慣病のリスクを下げられます。

階段の上り下りにエレベーターを使わずに歩いたり、目的地よりも少し前の駅で降りて歩いて移動すれば、ウォーキングになるだけでなく、通勤にかかるお金も少し安くできる効果もでます。

ただし、どの運動でも動く前に十分体をストレッチしておかないと怪我をしやすくなり、体調不良を起こすきっかけになってしまうので、急に体を動かさないようにし、生活習慣病にすでになっている場合は、どの運動をしてもいいのか必ず医師に相談します。

食生活や運動の他に睡眠の改善も生活習慣病予防に繋がるので、寝ている時間がもったいないからといって睡眠を削らずに十分な睡眠時間を確保しますが、量だけではなく睡眠の質も重要であり、寝る時間があっても体がしっかり休められないなら予防効果は低くなります。

そのため、朝は日が当たる時間に起き、暗くなったら早めに休むようにしたり、寝る前にはパソコンなどを長く使わないなど寝やすい環境を作ることが必要です。

それ以外にも喫煙をやめたり、ストレスをためすぎない生活をするのが生活習慣病にならなくする方法なので、全部一度に試すことが無理であっても少しずつ行ったり、病気になっていないか定期的な健康診断を受ければ、病気になってつらい思いをしにくくなります。